『ニーベルンゲンの歌』
非常に興味がある文化です。
この時代にどのような暮らしをしていたのでしょうか。
『ニーベルンゲンの歌』(独:Das Nibelungenlied)は、ドイツの国民的英雄叙事詩。英雄ジークフリートの悲劇的な死と、その妻クリームヒルトの陰惨な復讐劇を描く。本来はニーベルングの歌と訳すべきであり、実際そう訳されることもある。
当時の詩は、多くが信仰・道徳や愛の規範などを説く目的を持ち、形式にとらわれたものだったが、『ニーベルンゲンの歌』はそのダイナミックなストーリーと激情のままに動く登場人物の力強さとによって同時代の水準をはるかに超えており、普遍的価値を持つ芸術作品である。
元になったジークフリートの物語は、北欧神話のシグルズの物語と起源を同じくし、後半のクリームヒルトの物語は、12世紀にドナウ川流域で起こったとされるブルグンド族の滅亡をうたった叙事詩に由来する。
『ニーベルンゲンの歌』は1200年から1205年頃に、バイエルン、もしくはオーストリアの詩人の手によってまとめられたとされる。現在伝えられているテキストが成立した年代・地域については、13世紀初頭、バイエルンからオーストリアにかけての地域で今の形になったとされているが、作者についてはミンネゼンガーなのか、騎士なのか、僧侶なのかということもはっきりとはわかっていない。しかし、自然発生的に集まってできたものではなく、一人の作者がまとめあげたということは一般に確認されている。
表題
表題の由来についてはいくつかの説がある。
ニーベルングが、ジークフリートによって滅ぼされた小人のニーベルング族を指すとするならば、物語全体の前史に過ぎない部分が題名になっていることになる。そのため表題は滅ぼされた小人族のことを意味するのではなく、その財宝を持つものをニーベルングと呼ぶのだとする解釈がある。
ドイツ語の霧(Nebel)と関連付けて、ニーベルングを「霧の子」、つまり霧のようにはかなく滅びていくものという意味にとる説もある。
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